10.黒い花
作詞:新堂真弓
作曲:岩野道拓
はじめから終わり 終わりのはじまりを
追いかけ追われて 狂喜を戯れに
ひぐらしの哭くたび 誰かいなくなる
それは偶然か それとも必然
誰かが定めた 運命にあらがう
あー、逃げ場ない森へ 彷徨うとしても
投げ込まれた小石 ゆがんだ笑顔
「僕ラガ消エテイク…」Ah-
君を傷つけた罪は かさぶたのように疼きを増してく
癒やす術もみつからず 爪をたてるたび傷痕を残す
償えない過ち正すまで僕は まだ死ねない
ふつうに笑って ふつうにふざけて
ばかばかしいまでの 当たり前の日常
ひぐらしの哭く声 悲鳴が切り裂く
抉りだした瞳 濡れる指先
「誰カガソコニイル…」Ah-
嘘を転がす舌先 切り落としたなら何を語ろうか
たとえ壊れていようとも 変わらず微笑む君を信じたい
繰り返される祭の終わりを願う 罰を受ける
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